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4. 4 八幡浜ミーティング (森本)

八幡浜ミーティング

  • とき 平成17年4月4日
  • ところ 愛媛県の八幡浜 
  • 天気 くもり後晴れ(レース時、一時雨)
  • 出場メンバー
    ジェフ、清水さん(真、峻)、黒枝さん(士輝)
    池田さん、籐さん、森本。

クラモンの良きパートナー、ジェフがアメリカに帰国することになった。日本での最後のレースということもあって、惜別の意を込めて緊急参加してきました。

ジェフとの思い出話。

私のMTBは、ジェフが取り扱っているチェコ産のmrazekだ。
二人で大分市の本宮山ダートコース(山下り)に行った。

麓のふじヶ丘付近から山頂までの登り道を会話をしながらゆっくりと上っていった。

「来年は、アメリカに帰るよ」とジェフ。
「えっ!寂しくなるなぁ。ずっーとかい?」 
「わからないけど・・・」

本宮山の山頂付近に近づくと、急勾配な路面状況にかわる。
軽いギヤに入れてこぐと前輪が浮き上がりそうだ。
自分の顎からは汗がしたたり落ちている。必死だ。

だが、ジェフは楽々と上っていく。

「ここでマムシ(毒蛇)が出てきた事があって、。びっくりしたよ」と。

「今日は出てこんやろーな」と冷や汗に変わる。
ヘビとっても嫌いなんです。

なんとか頂上に着いた。ここに至るまでにすでに完全燃焼。

マウンテンでのDHは素人の自分。
ちょっとした階段でも乗ったままでは下りれないのに、
誘いにひょこひょこ、こんな所まで来てしまった。

本当は怖くて須美江の階段も降りきりましぇーん。

「さあ、行こう!」とジェフ
「ここ、行くの? ちょっと待って。無理やわ。怖ぇー」

出だしから、いきなりの急勾配。しかも、路面はゴツゴツ。
根っこも出ちょんやん。(大分弁です。)
掴んだブレーキをゆるめられない。ズルズルズル。

「大丈夫?おしりを後ろに引いて」とジェフ。

涙が出そう。来るんやなかった。マジで怖かった。
まだスタートしたばっかりやのに。あと8kmぐらいは下らないと。
どうしよー。

この悪路、根っこが露出してたり、えぐれていたり。けもの道やんかー。

待ってー。

ジェットコースターが滑るがごとく、すっげぇースピードでジェフは下りていく。

流石だ。ブレーキ使わんのかい?
依然、掴んだブレーキをゆるめられない。
ズルズルズル。

タイヤのブロック目には土が詰まって全然グリップしない。
あまりにも怖すぎる。

ジェフの姿は全く見えない。

固定したペダルもはずせないまま何回こけたかな?もうわからん
前転もした。前転はチヨー怖いです。

何回か、こけることで、次第に恐怖感も薄れていった? ような気がした。

竹林、杉林を抜け、ゆっくりながらも、とてもゆっくりなジェフについて下りて行けるようになった。

でも、調子に乗り始めた時が何でも危ない!

突然、ウエスタンラリアットが首に炸裂!
グェッ。宙に舞った?おそらく。
何が起こったか判らない。

気が付いたら数メートル下の崖に落ちていた。
というか引っかかっていた。

上を見ると「これ、これ」とジェフが木の葛を見て笑っている。
どうやら、ぶら下がっていた木の葛に首が引っかかったようだ。

死なんで良かった。

前を走っていたジェフは何ともないのに。
どういうこっちゃ?
顔・口の中まで土が。手足も擦り傷いっぱい。
一人で上がれず、手を借りてやっと上がった。

また、恐怖感が出てきた。

「Jump King ね」と、あだなをつけられてしまった。

以来、顔を合わせるたびに最近ジャンプしてる?といつも聞かれるようになった。

ちなみに、元気印の大会でもゴール間近の便所裏の盛り上がった場所で、

疲れたが、何とかダートコースを下りる事ができた。

楽しかった かな?本宮山。

きっと、ここに来るたびにジェフのことを思い出すだろう。
長げぇー前置。本題に戻ります。

さて、この日は、四国でのレースであることから、早朝5時の別府発・八幡浜行きのフェリーで出発した。

みんな顔がまだ眠たそう。
大型トラックの列が乗船したのち、自転車に乗ってフェリーに乗船した。

係員が手際よく自転車をロープで固定。これで安心。階段を上って客室へ。

お客さんが少なかったことから、ゆったりとスペースを確保できた。

am05:35 しゅっぱーつ。
眠たい。みんな口数が少ない。
横になって、くつろぐと zu-zu-  就寝しちゃいました。

2時間ほど寝たかな。目が覚めた。みんなも起き始める。
おなかが空いたのでコンビニで買ってきたおにぎりに手を伸ばす。
ジェフは船内の販売機で買った缶コーヒーを飲んでいる。
もちろんアメリカン。じゃなくってブラック。

シキちゃんはコンタクトレンズにキズが入ったらしく目が痛んで見ずらいみたい。
レース時は使い捨てコンタクトがいいね。
黒ちゃん買ってやらんとなあ。

池田くん、籐くんも起きてストレッチを始めだした。

今回、気軽に参加したものの、スポーツクラスに出ること以外、コースのことや周回数など何も見ていなかった。
実はノービスクラスだった。

なんと、会場は昨年アテネオリンピックの出場選手を決めた日本屈指のMTBクロスカントリーコースだと。
「スポーツは2周、距離は5キロやな」と、黒ちゃん。
「5キロも走るんかぇ? しかも2周やろー。走れんわそんな距離。」
毎日、片道2キロのジテツウ(しかも、のーんびりと)にとっては、考えただけでもやる気喪失だ。

am8:00 そろそろ八幡浜に着くようだ。
窓の外にはながーい半島が続いている。空はどんより曇っている。雨降らんといいな。

am8:15 八幡浜着岸
下船始める。トラック・自動車が出た後、自転車に乗って下船。四国上陸です。
港には黒ちゃんが手配していた地元のジャンボタクシーが迎えに来ていた。
さすが黒ちゃん。

ジャンボタクシーと小型タクシー2台に分かれてレース会場を目指す。
大分より桜の開花が早い気がする。

レース会場は、港から10キロほど上った山中の公園内にあるんだとか。
道のりは、ひたすら上るだけ。

「帰りは自転車で楽に帰ってこれるわ」とタクシーの運ちゃん。
みんな、リュック1つと自転車だけなので、帰りはそのつもりである。

会場に着いた。受付を済ませ、試走コースへ。
最初の舗装路を過ぎると山中のダートコースへ。
正直、狭くて、こりゃ抜けんわ。スタート勝負だなと感じた。

前半の区間で既に息は上がっている。グランド横を通って、反対の桜咲く斜面を回ってゴール地点へ。前半がきついけど後半はなんとかいけるかな。楽しめればいいと思った。

試走にいったはずのジェフと清水さんの姿が見えない。
どこ行ったんやろーかー。

しばらくして帰ってきた二人。やけに汗かいちょんなあ?
「どこに行ちょったん?」
「山の裏側。すっげぇーきちぃーわ。」と清水さん。

「裏側、何?どこなん?」

コース図見ると、しっかりあるじゃないですか、試走していない見たことのないコースが。

全部、走ってなかったん?これを2周も。こりゃいかん。
今日は、なんか噛み合ってない。

スタートの時間が近づいたのでスタート地点へ移動する。
おい・おい・おい・おい 
普段着のやつがいるやないか。しかもジーパンで。
そんな格好で走れるんかい?

スタートの合図で勢いよく飛び出す。まずまずのポジションでシングルトラックへ。

アップダウンを繰り返しながら続ける。前がつまってくる。
意外にきつくない。抜けそうなんだけどスペースがない。
ジリジリしながら付いていく。後ろも詰まって来た。

突然、見たことないコースが出現。
こんなのさっきあったかなあ?
試走の時には無かったコースが出てきた。
たぶん試走時はクローズやったんや。
その後も登り下りのクネクネ道で、まったく抜けない。

なんとか前半部を終えて、グランド横に出た。
先頭の方は、もう遙か向かいの斜面・桜坂を登って行っている。早ぇっー。

桜坂を上り終えると、一転して下りになった。
試走ではこのポイントで引き返していたので、ここからは、未知の世界だ。苦手な下り。

でもゆっくりながらも何とか切り抜け、最下地点の舗装路に出た。
ここからは、コンクリートの激坂だ。

ダートが不得意なため舗装路で挽回をはかるが前走者との差が縮まらない。同時に後ろの選手からも追いつかれていない。
顎からはボトボト汗が落ちる。

あまりに坂がきついので、吐きそうになってきた。
MTBのレースはスタートからテンションが上がりっぱなしなので脳に酸素も行ってないような気がする。

ようやく頂上に着いた。
ここからはたぶん下ってスタート地点へ戻るんだろうと思ったが、ガッテンそうは問屋はおろしてくれなかった。

木の根っこがむき出しになった悪路出現。しかも前日の雨でちょーすべりんこ。
ガタガタガタガタ。サスが無かったら走れんわ。ハンドルを握る手にも力が入る。やっちょられんなー。と思ったら、すってーん。

jump king 

またしても。肘の付近に血がにじんでいる。
痛ぇー。我慢じゃ。
山頂の折り返し地点からスタートゴール地点が見える。
あと1周ある。気を取り直しペダルをこぐ。

そのとき、聞こえてきたアナウンスに耳を疑った。
「只今、トップの選手がゴールイン致しました。」えっ?

2周やなかったん?そのまま下ってゴール地点へ。
終わりであった。1周?不完全燃焼やー。

走る前はやる気無かったが、走ってみると、もうちこっと走りたかった。かな?

とりあえず自分の出番は終わったので、後はチャンピオン組の応援だ。
その前に泥で汚れた自転車を洗って待つことにした。

ところが、ところがじゃ、よく見るとフロントのショックがホールドになっているでは。サス無しと一緒やん。
アホや。
最高級のスカレブサスペンションがー。
宝の持ち腐れやん!
最後まで噛み合わなかったレースでした。

しかも、なんと一着はあのジーパン君だったらしい。
ブッチギリで。信じられん。
人は見かけで判断しちゃいけんなあ。

長くなったので、エキパ組のことは書かないよ。
みんな頑張って完走しました。
ジェフはやっぱり早かった。
みんながジェフに握手を求めていた。

ジェフはやっぱりすごい人でした。

藤くん、清水さん、黒ちゃんも最後まで頑張りました。

池田君はニューマシンの調子がちょっぴり悪く、トラブル見舞われたものの最後まできちんと完走。
お疲れでした。

レース終了後の表彰式の後、恒例の抽選会が始まった。
空の様子が怪しい。
一雨来るかも。フェリーの時間もあるので早く出発したいとこだが、貧乏人の性格か?抽選券がある以上、ただでは帰らん根性で抽選会を楽しんだ。

ところが、ところがじゃ、の第2弾。

こんな時に限って、当たらんでいいのに、持って帰れんくらいの愛媛産のミカン賞に数名が当たってしもうた。Bigミカンが。
どうやって持って帰るん?皆のリュックに詰めるだけ詰めて。

もうパンパンである。
しかし、その時、ジェフにまた、みかんが当たってしまった。
「どうするん?帰りは自転車、持って帰れんでー」
とうてい持てない。しかたなく返品。

シキちゃんは、ちゃっかりジャージゲット。

さあ、帰るぞ。皆の背中がパンパン。
シルクロードを旅する一行みたい。

港、目指して自転車で下る。みかんで重心がフラフラ。

港に着くと小雨が振り出した。
乗船手続きを済ませ、お土産を買う。
ジェフがスーパードライをプシュッとあけ、美味そうに飲みだした。
美味しいやろーなー。
でも別府に着いたら運転せんと悪りーし。我慢・我慢。

日曜日の夕方とあって帰りの船は満員状態。
土産のじゃこてんをつまみにジェフがまた飲んでいる。

あらー清水さんも飲んでるじゃありませんかー?
奥さんが迎えに来るんやったなあ。美味しそう。

運転する人はみんな飲みたそう。
清水さんは、いい気持ちになって寝やがった。羨ましい。

帰ったら腹いっぱい飲んじゃる。
みんなの目がそう言っているようだ。

疲れてみんな眠っちゃいました。

別府に着いた。疲れたが、楽しい一日であった。
ジェフと一緒に大会に参加できてうれしかった。

いつの日かジェフのいるオレゴンにクラモンみんなで押し掛けて一緒に走りたいなあ。
それまで、クラモンジャージ着てアメリカで頑張れジェフ!

ビール、ビール ローソンへ。

                             by もりもと

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